聖なる…

ぬくぬくりすます
本日はクリスマスイブだ。
この時期は例年浮かれ気分になっているが、実際、何か部屋を飾り付けたり、特別なことをしたかと問われれば特にそんなことはない。ただしクリスマス装飾の定番である靴下は今部屋干ししているので、それはまあ飾ってあるに数えてもいいだろう。明日には乾いてるだろうし。

さて、今年は一段と冷え込みが厳しいため、件の靴下をはじめとしたニット製品をよく使う。暖かくて大変重宝しているのだが、この季節の乾燥とも相まって、使っていると『くる』のだ、毛が逆立って触るとバチッとする『あれ』が。
私は冬の風物詩でもある『あれ』を『聖電気』と呼んでいる。我ながらこいつ阿呆だなと思うが人生楽しいに越したことはないから問題ない。ポジティブは作れる。
それにあながちただの当て字というわけではない。電気を消した寝室で2枚掛けの毛布を一枚ずつに引き剥がした時など、凄まじいバチバチ音と共に毛布と毛布の間に閃光が走るのだが、言ってしまえばあれは実質イルミネーションだし、ドアノブに触れた瞬間のパンッッ!!!という爆ぜるような衝撃と乾いた音はパーティ用のクラッカーのようなものなので実にクリスマスらしい。ポシティブは作れる。
そして聖なる電気なので、体に流れた時は「ありがとうございます!」と見えない何かに感謝を告げると、多少そういう癖の人っぽくはなるものの、体感何割り増しかで運がよくなったような気がしなくもない。多分。ポジティブは作れる。

まあそんな風に面白おかしく過ごしていれば、何だかんだ良い新年が迎えられるのではないかな。
皆様もメリークリスマスアンド良いお年を。